【仕事のためになる本】シリコンバレー発 会員制ビジネス起業術/著者:ロビー・ケルマン・バクスター
どうすれば会員制ビジネスで
安定した継続収入が作れるのか?
日本人が知らない定期収入のビジネス戦略
シリコンバレー発 会員制ビジネス起業術
新時代の成功企業が取り入れている
『囲い込みビジネス』の最前線!
ゼロから始めて短期間で利益を生む7つの戦略と
『定期収入6つのモデル』を公開!
http://sakamoto-ryouma.com/lk/kaiinseikigyou-ryouma/
シリコンバレー発 会員制ビジネス起業術/中身を読まなくてもわかる本の要約
あなたの会社には定期収入がありますか?
毎月決まった額の給料が振り込まれるのと同じように、毎月決まった額(もしくはそれ以上)の売上があれば、どんなにビジネスの不安が取り除かれるでしょうか。
また、あなたの会社の収益は、どこから得られているでしょうか。
もしひとつの企業からの請負業だとすると、その取引先から切られたら……。
たちまち会社は倒産の危機に陥るかもしれません。
そういった不安を取り除いてくれるのが『会員制ビジネス』。
簡単に言ってしまえば、数多くの有料会員を集め、彼らから定期的な収入を得るビジネスです。
今、シリコンバレーでは、新しい会員制ビジネスが登場しています。
成功している企業を挙げるだけでも、
Netflix(ネットフリックス)、Pandora(パンドラ)、Airbnb(エアビーアンドビー)、Uber(ウーバー)、IMVU(インビュー)、Gold’s Gym(ゴールドジム)、Dropbox(ドロップボックス)、LinkedIn(リンクトイン)、CrossFit(クロスフィット)
など、数多く存在します。
「最新のビジネスを成功させる鍵は、会員制にある」と言ってもいいかもしれません。
日本でも、昔から会員制ビジネスがありました。
レンタルビデオやスポーツジム、携帯電話、ゴルフ場などが、その代表でしょう。
ただ、会員制ビジネスにも新しい時代が到来しました。
その要因のひとつが、SNSの進化です。
わかりやすい例で言えば、Airbnb(エアービーアンドビー)でしょう。
エアービーアンドビーは、空いている部屋を旅行者などに貸し出すCtoCのビジネスですが、部屋を提供する側と利用する側がお互いに相手を評価する仕組みになっています。
そして、新しく利用する人は、それらの評価を参考にするわけですが、いわゆる提供する側が利用する側に一方的に情報を提供するのではなく、そこに大多数の人のコミュニケーションが生まれているのです。
今、このようなビジネスが主流になっています。
その発端となっているのが、アメリカのシリコンバレー。
そこで10年以上もコンサルタントとして活躍してきたのが、著者のロビー・ケルマン・バクスターなのです。
彼女は言います。
「定期購入者は一度登録するだけで、忠誠心ある定期購入者として永続的に取引を続けてくれる。永遠とまではいかなくても、短くとも数年はとどまってくれる」と。
人間には、集団に属していたい本能があります。
そういった人間の深い心理を刺激する、一回限りの客で終わらない会員制ビジネスの最前線を紹介したいと思います。
特に、これから起業を考えている人、
新しいビジネスを考えている人には必ず役立つ内容だと思います。
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ふと、思うこと・・・
もしあなたが・・・
金を払う側から受け取る側になりたい。
事業家なら、そんなことを思うときが、ちょくちょくありますよね。
たとえば行列のできているレストランを見て・・・
「食べてみたい」と思うのではなく、
「オーナーはウハウハだろうな」と思う。
そして・・・
「どうやって集客をしているのだろう?」
と想像をふくらませる・・・
・・・といった感じです。
最近、私もふと、携帯電話料金の明細書を見て、そんなことを思いました。
何気なく、毎月支払っている携帯電話代・・・
これ、当たり前のように毎月払っているけど、逆に言うと携帯電話会社は当たり前のように毎月お金を受け取っている・・・
ということ・・・
つまり毎月、継続した収入が入ってくる、ということ。
これを見て私は・・・
毎月毎月、お金を『支払う』側ではなく、毎月毎月、お金を『受け取る』側になりたい!!
そう率直に感じました。
でも・・・
毎月当たり前のように、 定期収入が入ってくるビジネス。
どうすればそれを『持つ』ことができるのでしょうか・・・?
↓
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毎月継続課金の事業を始めたい人へ
毎月自動的に流れ込んでくる継続した安定収入。
これがあればビジネスは劇的に変化します。
想像してみてください・・・
あなたが持っている会員制ビジネスから、
毎月毎月、安定した収入が入ってきます。
たとえば2月1日の時点で・・・
3月1日の時点で・・・
その月にたとえ新規の顧客を一人も獲得できなくても・・・
一切の営業活動をしていなくても・・・
新しく1つも商品が売れなくても・・・
一定の収入がその月に入ってくることが、
すでに『約束』されている・・・
ということです。
それだけではありません。
来月も再来月も、
6ヶ月後であっても・・・
将来入ってくる収入がある程度『予測』できるので、
目先の心配が大幅に減って、
安心して先のことに取り組むことができます。
そうなれば例えば・・・
・新しい商品を作るために時間やお金を使うことができます。
・新しく優秀な人材を雇って事業を拡大できます。
・雇った人材をあなたの右腕になれるようにじっくり育てることができます。
あるいは・・・
・一気に投資をして『会員数』を増やすことができます。
・たまには仕事のことはすっかり忘れて、南の島でゆっくりすることができます。
なぜなら次の月も、
またその次の月も、
どれくらいの収入が入ってくるかが
『既にわかっている』からです。
もしあなたが・・・
・定額サービス
・会員制の飲食店サービス
・ソフトウェア
・アプリ
・メンバーシップサイト
・有料メルマガ
・コミュニティビジネス
などといった会員制ビジネスを立ち上げ、すぐにでも軌道に載せたいなら・・・
この書籍『シリコンバレー発 会員制ビジネス起業術』
を試してみてください。
↓
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会員制ビジネス「設計」の極意
ところで・・・
会員制ビジネスをスタートするとき、
まずは何から考えればいいのでしょうか?
どんなサービスを作ればいい?
どんな顧客を対象にすればいい??
成功している会員制ビジネスは、
そのサービスをどのように
『設計』すればいいのでしょうか?
本書籍『シリコンバレー発 会員制ビジネス起業術』
にはこうあります。
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p67から引用
ファネルの最下層から開始する
全ての努力はファネル(漏斗。見込み客が上から下に流れていく例え)の最下層から始める必要がある。
つまり、最終的に“忠誠心ある顧客”になってくれる可能性の高い人々に最初から的を絞る必要があるということだ。
そうすれば、
組織から会員に与える利益と
ターゲット顧客のあいだに
ずれが生じることはなくなるはずだ。
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会員制ビジネスの肝は、
その会員を会員としてキープしておくこと。
そのためには・・・
このように『後ろから』設計することで、
強い会員制ビジネスを作ることができる。
そういうわけなんですね。
詳しい事例はこちら↓
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シリコンバレー発 会員制ビジネス起業術/目次
Foreword 所属はパワーである
メンバーシップとオーナーシップの狭間で揺れるあなたに
Introduction 新・産業革命
メンバーシップ・エコノミーが社会に与える深遠な効果
Part1 メンバーシップ・エコノミーとは何か 一度きりの取引を基盤としたモデルは絶滅に向かいつつある
No.1 勃興 あなたの会社の事業に取り入れるには
メンバーシップと定期購入はどう違うのか
メンバーシップ・エコノミーが興隆してきた背景
シェアリング・エコノミー(共有型経済)との関わり
No.2 転換点 所有よりもつながりが重要になっている
かつて、経済は「所有」の原則の上に成り立っていた
プライバシーを維持したいか所属したいか
メンバーシップ・エコノミーが会員にとって重要な理由
関心は、所有よりもアクセスに
No.3 現在進行形のモデル 技術革新が産んだ未来につなげる新概念
6種類のメンバーシップ組織
メンバーシップ・エコノミーがもたらすダークサイド
Part2 戦略と戦術 メンバーシップ・エコノミーの土台となる7つの概要
No.4 カルチャーの構築 マーケティングと革新を再優先する
組織にマーケティングと革新のカルチャーを育む
継続的な革新は、何に支えられるのか
革新か現状維持かは、新規会員と失われた会員の数字に見てとれる
No.5 見込み客取得ファネル ボトルアップからの構築が効果的
ファネル階層の移動を見れば、新規会員をどう獲得するがわかる
問題の所在を明らかにして、ファネルを継続に改善する
No.6 スーパーユーザーの創出 新規加入会員の定着プロセスを最適化する
スーパーユーザーを定義付ける7つの習慣
あなたの会社でスーパーユーザーを増やす方法
スーパーユーザーが組織にもたらす多くの価値
忠誠心をかきたてる3原則
ネガティブな側面もあることを忘れてはいけない
No.7 正しい価格設定 シンプルに構築し、柔軟性の余地を残す
メンバーシップ・エコノミーにおける価格設定の重要性
7つの潜在的収入源
価格を変更するタイミング
「無料」にパワー活用の裏には、梃子の存在がある
やってしまいがちな価格設定の失敗
No.8 無料のパワー 戦略でなく戦術として組み込む
無料サンプルや試用は、いつ提供すると効果的か
「フリーミアム」が妥当なケース
「無料」を利用すべきでないケースとは
本当は無料ではない場合:ナップスターの事例
No.9 テクノロジー活用 適切な技術を利用して適切なデータを追跡する
とりわけメンバーシップ・エコノミーで技術が重要とされる理由
メンバーシップ・エコノミーの鍵をにぎる技術
請求処理:価格設定を支援するシステムに投資する
コミュニティ:会員のコントロールは、必ず自社で握る
忠誠心:ポイントサービス・プログラムの予想外な広がり
顧客の成功:追跡、分析、行動で価値を深める
最高情報責任者(CIO)は高度の戦略的プレイヤーに
No.10 会員を保持する および退会を許可すべきとき
忠誠心を組み込むのに、最もいい時期
会員同士の関与を増やす好循環を作る方法
「永続的な取引」:忠誠心の鍵になるもの
忠誠心を育むための特別な方法
受動的なチャーンの問題
本当にやめたがっている会員は引き止めない
Part3 哲学、戦略、ツール あらゆる形態と規模でメンバーシップの成果を上げる
No.11 オンライン定期購入 デジタル世代の企業から学べるビジネスモデル
SurveyMonkey:初期の顧客を保持しながら高級市場化を推進する
Egnyte:パートナー関係に投資しながらマーケットの破壊者に
No.12 コミュニティの新たな形 オンラインコミュニティが可能にするもの
Match.com:メンバーシップは会員が目指す目的地になれる
LinkedIn:フリーミアムを成功のエンジンにし、有料の壁を築く
Pinterest:コミュニティのパワーを利用した新たな検索
No.13 ポイントサービス 最も忠誠心の強い顧客に報いるシステム
スターバックス:ブランドと結びついた価値を味わう
Caesars Entertainment:洗礼が生んだ高度な会員中心のプログラム
Punchcard:1つのプラットフォームで複数の店舗が顧客と結びつく
ユナイテッド航空:マイレージのコモディティ化という難題
No.14 先駆者 時の試練に耐えて生き残ったメンバーシップ・エコノミー企業の教訓
アメリカン・エキスプレス:メンバーシップに特権を付与
T-Mobile:業界の常識を覆す、従業員への権限譲与
No.15 小規模ゆえの利点 小規模事業者とコンサルタント業者の可能性
小規模事業でメンバーシップを導入し、成功する秘訣
Kepler’s Books:閉店の機器を救ったメンバーシップのアクション
Alan Weiss:独立コンサルタントに成功をもたらすコミュニティ作り
No.16 非営利組織の挑戦 職能団体、事業者団体などによる独自の試み
APPO:わずかな資金でメンバーシップを構築
Sierra Club:メンバーシップが会員にもたらす価値を問う
非営利組織も、常に改善改良が求められる
Part4 組織の変容 機器や転換点を確実に乗り切る
No.17 ビックアイディア どのようにしてビジネスの基盤を固めていったのか
Linkedin:ブランド・アイデンティティを築いて永続的な取引へ
RelayRides:性善説に立って、1人ずつ勧誘する
Facebook:共通の特性を持つグループを基盤に起業する
ネットフリックス:定期購入者の元につねに作品があるようにしたい
No.18 組織の成熟 成長戦略に狙いを定め、追求する
Pandora:視聴者全員に分け隔てなく会員として扱う
セールスフォーム・ドットコム:営業販売部員をターゲットに事業拡大
No.19 オンラインへの移行 オフラインの機会損失を回避するための困難な挑戦
ウェイト・ウォッチャーズ:クラウド技術を全面に付加する
ニューズ・コーポレーション:デジタルが可能にする顧客生涯価値に重点
フィールド自然史博物館:会員の創造性を活用
No.20 所有からアクセスへ 技術革新がもたらした現代のメンバーシップ・エコノミー
Adobe:オフラインからオンラインへの攻撃的な移行
Intuit:所有から定期購入アクセスへの時間をかけた移行
所有からアクセスへの移行で注意スべきポイント
Amazon:自社モデルへのメンバーシップ導入
No.21 イノベーション 普通の事業者から破壊的な競争力ある事業者へ
LinkedIn:破壊的な競合力を生んだ利益を基盤にしたモデル
Airbnb:コミュニティを基盤にした革命的なビジネスモデル
メンバーシップ・エコノミー界でも破壊は起こる
Conclusion 成功への後押し 知識を行動につなげるツールの数々
質問に答えたら、今すぐ始めるべきこと
異なるカテゴリの行動や戦略から学ぶ
メンバーシップ用語の説明
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シリコンバレー発 会員制ビジネス起業術/著者紹介
ロビー・ケルマン・バクスター(Robbie Kellman Baxter)
コンサルタント、講演家。
シリコンバレー企業に事業戦略コンサルティングサービスを20年以上提供してきた。
メンバーシップ・エコノミー起業を支援するコンサルタント企業ペニンシュラ戦略LLC設立者。
クライアントはNet flix、SureyMonkey、Yahoo!などの大企業から、小規模なベンチャー企業や新興企業まで多岐にわたり、手がけた業種は20を超える。
現在も定期的に職業団体、主要大学、企業で講演を行っている。
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